第1章で液晶画面に「Hello, world!」と表示させるのに、その表示位置を「X = 0, Y = 0」としました。このX、Yのように二つの数値を使って平面上の位置を表す方法を「座標」と呼びます。将棋盤上の駒の位置を表す方法と同じです。
図2-1 将棋盤
ただし将棋盤の場合横方向は右から左に数えますが、コンピュータ画面では通常左から右に数えます。またコンピュータ画面では「1」始まりではなく「0」始まりとなります。座標を表現するときには、
( 横方向位置, 縦方向位置 )
のように書きます。
「My Game」ボードの液晶は横128ドットx縦64ドットですから、画面左上の座標は(0, 0)、画面右下の座標は(127,63)となります。
またほとんど例外なく横方向をX軸、縦方向をY軸と表現します。
図2-2 液晶画面の座標
コメント